かなりのクソブログ

なかなかのくそブログです

Jinsめがね屋さんに行った

10年以上(もっとかも?)同じめがねをかけ続けてきた。

レンズが皮脂やらなんやら長年のよごれで虹色にテカっているし

くもっていて視界がかすむのもよくない。洗ってもよごれを完全に落とすことは不可能だ。フレームの色もだいぶはげ落ちている。

さすがに新しいものに買い替えたほうがいいだろう。年明けということもあって身につけるものの一部でも一新したい気持ちになった。

そこで、ネットや街で最近よく目にするジンスというめがね屋さんに行ってみようと思った。

わりに長い時間パソコンを使うので、目によくないブルーライトというのをカットする機能があるとうたっているのもいいように思えた。

ブルーライトは目の細胞を破壊するという説を読んで恐怖を感じたこともある。昔からあるテレビやPCモニターやバーチャルボーイなどにも自覚のないうちに破壊されてきたのかもしれないが、最近のモニターやスマホ画面から出る光線はそれらに比べてかなり強いらしい。一刻もはやく防御バリアー的なものをつけないと手遅れになるかもしれない。

あまり怖がり過ぎるとスカラー派などを敵視する白装束の集団につけこまれるリスクがあるので、ともかく新しめのショッピングモールの地下にあるジンス屋というめがね屋さんに行った。

お店の内装は白を基調としており、清潔感がありとてもスタイリッシュだ。

店員さんまでもがスタイリッシュでパリッとした人がそろっており、質問に対して丁寧に説明してくれた。彼らのかけているメガネは完璧な手入れがされて輝きを放っていた。PCのヘビーユーザー向けで度つきの商品だと平均的なもので1万円程度らしい。ネット広告には5000円前後の商品ばかり載っていたのでてっきりそれぐらいの値段で買えるのかと思ったが、あれは度つきレンズを乗せない商品のようだ。

貧乏な自分にはちょっと痛いできごとだったが、1万円ならまずまず妥当な値段ではないかと感じた。ここのめがねを装備することでパソコンを使ったときの目の疲れが軽くなり、だいたい不眠ぎみなのでそれもましになればいいなと思った。

あと、フレームのつけねに小さな水のタンクがついてて、そこからミストが放出されることで目の感想をやわらげる的なメガネがあり、これはすごいテクノロジーなのではないかと思った。自分はドライアイ気味で気がつくと目がパサパサに乾燥しており、そこに急に涙がぴゅっと出たりすると激痛が走るので、まさに時代の要請にこたえた商品ではないかと感動してしまった。

また、きらいな人に対しては水のタンクにわさびやとうがらしを溶かした水をこっそり注入したメガネをかけさせることで、ダメージを与えることができるかもしれない。

 

そんな感じでした

スロットの出玉がおかしい

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まずホールに入って打つ台を選びます。

あっ!人気機種の「魔法少女まどか☆マギカ」のよさそうな台が空いていますね。

前に打っていた人は2000枚ぐらい出してやめていったようです。

ボーナスをたくさん引いているし高設定かもしれません。

爆裂への期待に胸をふくらませて着席。勝負開始です。

まず1000円で50枚のメダルを借ります。つぎに台にメダルを入れて打ち始めます。

50枚でだいたい30ゲームぐらいは回るはずなのですが…

おやおや、子役の引きが悪く20ゲームぐらいしか回りませんでした。

20スロで現金投資中にこれは痛いですね…

残念!1000円が10分とたたずに消えてしまいました。

 

しかし魔法少女たちへの愛に支えられて台と向き合う私が

この程度でへこたれるはずもありません。

いまのスロットはひと山当てるまでに3万円(メダル1500枚)ぐらいの投資は

覚悟しなければならないのです。

考えるまでもなく貸出ボタンをプッシュ、追加投資です。

 

…打ち始めて30分、1万円を入れたところでついにチャンス到来!

500ゲーム前半で円環の理(当たりの前兆)に突入しました。

しかしながら、これが本物の当たりなのか、

ハッキリした結果が出るまでに約30ゲーム回さねばなりません。

このあいだにも貴重なカネは失われ続けているというのに…

 

さあ、円環から委員長の魔女とのバトル演出に発展。

これはかなり期待できる演出です!

メガネのほむほむが大量の爆弾を投げつけて魔女を撃破、

念願のボーナスゲットです!

ボーナス絵柄を狙うと…ナイス、赤7がそろってくれました!

ビッグボーナスでした。

 

ところがボーナスが終わって下皿を確認してみると…おやおや?

下皿にはスズメの涙ほどのコインしかありません。

下皿の半分どころか皿の底が余裕で露出してるありさまです。

そう、今時のART機は大当たりで100枚しか出ないのが当たり前の仕様なのです。

 

おまけに当たりが始まるまでの前兆で50枚は使わされていますので、

実質ボーナスで得られたコインは50枚ですね。

まとまった量のコインをゲットするためには

真の当たりであるART「マギカラッシュ」をボーナス中に射止めなければならないのです。

 

だがしかしこれぐらいでへこたれてはいけません。

ボーナスが終わってから100ゲーム間は「天国状態」に移行している可能性が

あるのでチャンスなのです。

…60ゲームほどで「ビッグボーナス」で手にしたコインが消滅してしまいました。

ほんとうに一瞬ですね。

ぜんぜん「大きな当たり」じゃないじゃん…というツッコミが胸をよぎります。

そして天国状態なのか確認するためにはもう1000円、追加で入れざるを得ない。

だんだんメーカーやホールの罠にハメられている気がしてきました。

 

80ゲームあたりから円環の理がはじまり、そして最も期待できない影の魔女バトルへ発展。

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…残念!さやかちゃんは負けてしまいました。

そして100ゲーム到達。どうやら天国状態ではなかったようです。

 

…打ち手はだまって席を立ち、どこかへ行ってしまいました。

そしてもう2度とスロ屋に近づくことはありませんでした。

 

彼はアニメのまどマギが好きでスロットを打ち始めました。

始めのころは5万10万と景気よく勝つこともあったのですが、

高設定が入らなくなるにつれ負けがこみはじめ

トータル収支はマイナス50万以上です

 

「愛」の名のもとに打ち込み続けた日々

でもその機械は、熱心なまど豚の熱い愛を注ぐに値しない対象だったのです

甘い毒にあまりにも深く侵されすぎたのです

このままでは大好きなまどマギそのものを嫌いになってしまう…

 

彼は、スロ産業の手のひらのうえで踊らされつづけた自分を

ついに解き放つことができました。

新台のリリカルなのはが稼働を開始するその日まで…

 

 

つぶれたたこ焼き屋の店主はどこへ行くのか

ある日、駅前のちいさな屋台風のテナントにたこ焼き屋ができて、たぶん1年を待たずして消えた。

生意気な言いかたになってしまうが、初めて見たときに

「あっ…このお店、ダメそう…」

そう思った。

まず手書きふうの看板が地味すぎたし、店主のおじさんがすごくおとなしそうで

ずっと伏し目がちだ。たこ焼きを焼くんだから伏し目がちなのは当然だろうと

思われるかもしれないが、焼いていないときもずっとうつむいている感じだった。

呼びこみの声を出しているところを見たこともない。

「いらっしゃい!」とか「ありがとうございました!」などの声が聞こえてきたことが一度もないのだ。

たこ焼きを焼く動作にもスピーディーさがなく、自信なさげに針の先でつついているように見えてしまう。

だが肝心なのは味だ。味がよさそうなら試しに買ってみようか、と鉄板をのぞいてみたのだが、

まずサイズが妙に小さいうえ、表面に張りがなくシナシナに見える…。

おまけに店舗の照明が寒色系(白い蛍光灯?)のせいか、お店の寒々しい印象と、たこ焼きの美味しそうに見えなさに拍車をかけている。

うっ…これは買う気が起きない…。

私はそそくさと立ち去り家路についた。

さらに駅に近い位置には見栄えも味もよいチェーン店があるのだ。この場所で生き残っていくのはかなり難しいのではないか…?

そのお店がつぶれて屋台が閉鎖されたとき思った。

あの店主にとっては人生を賭けて始めたたこ焼き屋だったのかももしれない。

はた目には元気がないように見えたけど、おじさんとしては精いっぱいの愛想をふりまいていたのかもしれない。パッと見しなびたようなたこ焼きも、研究に研究をかさね、味には自信があったのかもしれない。

でも結果としてお店はつぶれてしまった。

おじさんはどこかべつの場所で、べつの何かで、うまく生きていくことができているだろうか。

私はわりと何をやってもうまくいかないことが多いので、あまり流行らずにつぶれていくお店を見ると、その運営にたずさわった人たちのガッカリ感はいかばかりであろうか…、などとつい想像してしまう。

いまも日本のどこかで、人生を賭けたたこ焼き屋やラーメン屋が生まれて、うまくいったりうまくいかなかったりしているのかもしれない。